十二湖のあらまし

 十二湖は白神山地の西側に位置し、江戸時代・宝永元年(1704年)この地を襲った大地震によって沢がせき止められ、地盤が陥没して形成されたといわれています。その時できた湖沼は33を数えましたが、崩山の中腹(大崩)から眺めると、小さい池は森の中に隠れ、大きな池だけが12見えたことから「十二湖」といわれるようになりました。また、十二湖は昭和28年より県立自然公園、昭和50年より津軽国定公園に制定され、他にも自然休養林、保健保安林等の指定により、その昔から保護されてきました。780haもの広大なエリアに、大小さまざまな33の池と、天然のブナをはじめとする白神山地要素の木々や植物で形成される森林の中で、野生の動物や野鳥、小さな昆虫なども加わり、太古より豊かな生態系を育んでいます。

●手軽に観光・散策(トレッキング)

・十二湖は白神山地の中でも最も手軽に楽しめるエリアです。白神山地は“奥深い山の中”というイメージがありますが、十二湖の最奥“奥十二湖”までは海岸から直線距離で約4kmとそれほど奥地ではありません。また、標高も200m~250mですのでアップダウンも少なく、子供からご高齢の方まで気軽に歩く事ができます。また、本格的に歩きたい方には、“33湖巡り”(約6h)などのコースもあります。奥十二湖までのアクセスは、JR十二湖駅から車で15分、アオーネ白神十二湖から10分です。

・ガイド同行で歩く事もできます。(要予約、有料)ガイドのほとんどが生まれも育ちも深浦町ですので、十二湖に自然だけではなく、地元の生活や習慣など話も聞く事ができます。

●春が早い十二湖

・白神山地は“春が遅い”というイメージがありますが、十二湖は白神山地の中でも最も春が早く訪れます。4月1日より道路(十二湖線)が開通し、遊歩道の雪も4月中旬にはほぼ無くなり、カタクリをはじめとする花(山野草)が一斉に咲き始まるのがこの時期です。ブナは4月下旬には芽吹き始め、5月には新緑真っ盛りとなります。

Language »
PAGE TOP